平成26年度地球環境基金の助成を受けて
作成しました。
緑視率とは、評価対象の建造物等を視界に入れた際、視界に入る自然の緑の割合のことです。
国土交通省による社会実験では、緑視率が25%以上確保されていると人は安心感を覚えるとされています。 もちろん、これは個人差があり、価値観や生活スタイルによって必要とされる緑視率の割合は違うのだと思われます。
この25%をひとつの目安に、様々な人の目線からチェックすることで、 景観や緑地のデザインを検討する材料にしようとするものです。
このソフトは、読み込んだ画像上の色を識別し、設定した範囲の色が画像全体に占める割合を計算します。 これを使って、画像上において緑地として識別させたい範囲を設定して、緑視率を簡易に把握します。
新たに造成される土地に計画された緑地をシミュレーションすることに使っていただけます。 たとえば、再開発計画や道路設計、公園造成等の計画です。
指標 | 定義 | ランク | 評価(コメント) |
---|---|---|---|
緑視率 | 人の視界に入る自然の緑の割合 | 30%以上 | 良好 |
25%以上、30%未満 | 概ね問題ない | ||
20%以上、25%未満 | 自然の緑が少ない印象を与える | ||
20%未満 | 少ない可能性がある |